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君が俺の全てだったって思う
この部屋でいつも寝転んで
俺の、この部屋に入り込む
朝日に映る
君の犬みたいな寝顔、
見とれてたんだ
また、俺だけが舞い上がってるんだろうけど…
いくら君との思い出の詰まったこの部屋
与えてもらった暖房器具
温もり
包まれてたって
本当の君がいなければ
いつも寂しくて仕方がなかった
また、俺ばっかりが我侭で…
空を走る車
タイムマシーン
きっと、本当に求めるべく未来は
きっと、本当に必要だったものは
金なし、へそ曲がり、顔人並み
そんな俺に
君がひっきりなしに注いでくれてた
愛情だとか
そんな生活が
ずっと、ずっと
続く事だったんだって思う
今日は一人寝転んで、
僕はそんな事を考えていた。
隣りに君はいなかった。
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