2 TOKYOにて…

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ーブジテレビ前ー 「アスタロト……やべぇな……」 「ああ……、こりゃたまげた……」 「うう……」 クリス達は、天使に囲まれていた。ざっと20人はいる。涼子もクリスにしがみつくほどだ。 「人間!我が天使に勝てると思ったら大間違いであるぞ!」 天使の1人が、叫ぶ。 「Sit!アスタロト!ぶっ殺しに行くぜ!」 クリスはフロストを構え、天使に乱射した。数が多いおかげか、狙った天使に銃弾を外しても、回りの天使に当たる。 アスタロトは、剣を振り天使達を斬っていく。 「よし、なんとかいけるぜ」 「死ね!人間!!」 すると、クリスの後ろから天使が剣を振り上げている。 「やばい!」 クリスは、とっさに銃を天使に向けようとしたが遅かった。 「俺は死ぬ!」 クリスは、そう思った後、剣が肉に突き刺さる音がした。
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