2 TOKYOにて…

10/10
前へ
/202ページ
次へ
「………ん………アレ?」 クリスは、俺は死んでない?と思いながら、天使を見ると、天使の胸から剣が出てるではないか。 「こっこれは?……」 クリスは不思議そうに剣を刺した者を見てみると、なんと涼子だった。どうやら天使の死体から抜き取った剣を使って刺したようだ。 「!……」 「大丈夫?」 涼子は、クリスに聞く。 「ああ、大丈夫だ……しかし何故君が……?」 「私だって、人がピンチの時は助けます」 「ありがとう……」 「大丈夫かクリス」 アスタロトも駆け付ける。どうやら天使は全滅したようだ。 「大丈夫だよアスタロト」 「ふぅ~、一時はどうなるかと思ったぜ……」 アスタロトはホッとした。 すると今度は、ヘリがこちらに来るではないか。 「なんだあのヘリ?」 アスタロトが聞く。 「あれは『ANGELHUNTER』のヘリではないか」 ヘリが見えてきた直後、クリスの携帯にメールが来た。 「また本部からだ」 ・クリス&アスタロト 今からそのヘリに乗りこみ、HANEDA空港に来るのだ。 いきなり来たメールを見るとヘリはここに来ていた。 「クリス、なんだったんだ?」 「今からこのヘリに乗れとさ」 「………わかった」 こうして3人は、ヘリに乗り込み、Odaibaを後にした。
/202ページ

最初のコメントを投稿しよう!

120人が本棚に入れています
本棚に追加