3 New Yorkにて…

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アリスとアモンは、最後の天使を探し、歩き回っていた。 「……いないわね……」 「ああ……何故だ……」 まわりには、何の気配も無い。聞こえるのは、塵と砂が舞う風の音だけだ。 「…………」 アモンは、黙って銃弾の装填を確認をする為、全ての銃弾を抜いた。すると 「銃弾が無くてよいのか!!」 上から、天使が降りてきて、アモンを切った。 「ぐっ……」 アモンは、何とか避けたが右腕を少し切られた。アモンには、銃弾を抜いたせいで、銃に弾は無い。 「天使プリンスか……」 アモンは、瓦礫に隠れようと逃げ、代わりにアリスがマシンガンを撃った。 「甘い!」 プリンスは、全てのマシンガンの弾を切り、全ての弾が当たらなかった。 「なっ!」 「私に、人間の兵器は効かぬ」 プリンスは、どんどん近づいてくる。 「こうなったら……」 アモンは、デスペラードの装填を終え、瓦礫から出て撃った。 「効かぬ!」 銃弾を切ったプリンスは、剣をアモンに投げた。 「よし!チャンスだ!」 アリスは、プリンスが剣を投げたのを見て、マシンガンを撃ちまくった。剣を持ってないプリンスは、そのまま銃弾を受けた。 「ガッ!ギャアアア!」 アリスは、そのままマシンガンを撃ち続け、プリンスは絶命していたが撃ち続ける。 「アリス!もう死んでるぞ!」 「えっ!ああ!」 アリスは、マシンガンを止めプリンスが死んだのを確認した。 「ふう……ミッション完了」
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