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アリスとアモンは、最後の天使を探し、歩き回っていた。
「……いないわね……」
「ああ……何故だ……」
まわりには、何の気配も無い。聞こえるのは、塵と砂が舞う風の音だけだ。
「…………」
アモンは、黙って銃弾の装填を確認をする為、全ての銃弾を抜いた。すると
「銃弾が無くてよいのか!!」
上から、天使が降りてきて、アモンを切った。
「ぐっ……」
アモンは、何とか避けたが右腕を少し切られた。アモンには、銃弾を抜いたせいで、銃に弾は無い。
「天使プリンスか……」
アモンは、瓦礫に隠れようと逃げ、代わりにアリスがマシンガンを撃った。
「甘い!」
プリンスは、全てのマシンガンの弾を切り、全ての弾が当たらなかった。
「なっ!」
「私に、人間の兵器は効かぬ」
プリンスは、どんどん近づいてくる。
「こうなったら……」
アモンは、デスペラードの装填を終え、瓦礫から出て撃った。
「効かぬ!」
銃弾を切ったプリンスは、剣をアモンに投げた。
「よし!チャンスだ!」
アリスは、プリンスが剣を投げたのを見て、マシンガンを撃ちまくった。剣を持ってないプリンスは、そのまま銃弾を受けた。
「ガッ!ギャアアア!」
アリスは、そのままマシンガンを撃ち続け、プリンスは絶命していたが撃ち続ける。
「アリス!もう死んでるぞ!」
「えっ!ああ!」
アリスは、マシンガンを止めプリンスが死んだのを確認した。
「ふう……ミッション完了」
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