2 TOKYOにて…

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ーOdaibaブジテレビ前ー バイクを止め、クリスとアスタロトは辺りを見回した。 「………現在確認されている天使の数は1人死んだから4人……、だが4人なわけゃねえよな」 クリスは、用事深くブジテレビに近付く。 「ああ、油断すると殺されるだろうな……」 そしてクリス達は、ブジテレビ内部に潜入した。 ーブジテレビ内部ー 「うわっ……」 ブジテレビ内部には、逃げ遅れた人々が、腐った状態で死んでいた。 「よく天使は、こんな所にいるよな……」 クリスは、銃弾を込めながら言う。 「静かにしたほうがいいぜクリス……ここは、天使がいるんだ。後ろから襲われたりするかもしれん……」 徐々に上に進み、今ブジテレビの象徴である球体部分についた。 「……クリス……何やら声が聞こえぬか?……」 「ん?……」 クリス達は、耳をすませて聞いてみる。 「……うぇ……うぇ……」 子供の泣き声が聞こえた。 「なあアスタロト、あれって子供の泣き声だよな……」 「わからん、しかし何故子供がここに……」 クリスは、声のするほうへ近付く。やはり子供だ、歳は12、13当たりだろうか。少女が泣き崩れていた。 「女?」 「わからん、俺が行ってみる……」 クリスは、少女に近付いてみる。そして、声をかけてみた。 「なあ……君……、どうしてこんな所にいるんだい?」
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