イキルカタチ「僕はね」

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ねぇ… 僕は君の中に いくつ居るのだろう… ねぇ… 君は僕と出会えた事を どう思うかな… きっと僕らは天国の前で きっと尋ねられるんだろう… 「君の生きて来た意味を 教えて下さい」って その時君は、 その時僕は、 互いの何かを言えるかな 奇跡の連続 奇跡の真ん中 僕たちはそこで出会い 今も奇跡で生きている。 それに気付いているかな それを感じているかな そしてその中の「幸せ」に 僕は居るのかな… ねぇ… 君は知ってるかい 君を感じる一秒に ねぇ… 君は思えるかい 僕の幸せな一秒に 今も生きたいと強く願う そんな人が死んでいる そんな時に僕はね 今なら死んでもいいと 思ってしまってたんだ… その時僕は、 その時僕を、 罪人なんだと決めたんだ 今を残そう 今を刻もう 一つでも多くの僕を そこに誰かが 出来れば君が 触れてくれる日を願って そんな幸せを信じて 時が僕を、 君が僕を、 無罪だなんて言ったって 今は僕が、 今を僕は、 刻み続けるだろう… 今はそれが、 この先もそれが、 罪滅ぼしに感じても それでいい、 それがいい… 例え消え逝く君の中でも 例え消え逝く時代の中でも… ねぇ… 君は言えるかい 君の生きて来た意味を ねぇ… 一つだけ許してよ 君がそばに居なくても 「君と出会うために生きてきました」って きっと言ってしまうから
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