出会いは突然
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「なんかすごかったね。さっきの純一」沈黙を破ってくれたのは葵だった。「なんで弾けたのかわからないけどさっきの純一、とってもかっこよかった。だからそんなにしょぼくれてたら駄目だよ!」まったく、少しくらいセンチな気分になるのもだめなのかよ俺は!「もう落ち込んでたりはしないさ、ただ・・・」「ただ?」「気持ちよかった。すごく」そう言った俺の顔はきっと笑っていただろう。そうして不思議な1日は終わった。
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