淫の宴

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唇を合わせ。 利美の口内を味わった後。 耳元、うなじ、首筋、鎖骨。 男とは別の生き物みたいな舌が這う。 背中に回した手。 腰から背骨を伝い、肩口まで到達する。 顎をのけ反らせ。 スラリとした脚を宙に舞わせ。 利美は目の前の男に全てを預ける。 「……ぅ。」
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