出発

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平日の朝、今日も学校に好きな女を見にアレキサンダー(仮)は学校へ行く予定だった➰ 朝目が覚めて一階に降りると、いつものようにヨシコ(アレキサンダーのマミー)が目玉焼きをだし「さぁ召し上がれ」と言った➰ アレキサンダー(仮)は卵が嫌いだったから、いつもと同様、メガネが似合うイサム(アレキサンダーのパピー)にくれてやった✨ イサムは食事をすまし新聞を読み始めた。 するとイサムは突然「魔王降臨…」とか言い出した➰ アレキサンダー(仮)は「ヨシコ、この男はもう頭にがたがきてるよ」と言った。 イサムは新聞をみんなにみせ、 再び「魔王…降臨…」 と渋く重い表情でつぶやいた➰ 新聞をみてみると確かに「魔王降臨」と書いてあった➰ でもテレビ欄だった➰ 「やっぱこいついかれてるよ」 と言い、アレキサンダー(仮)はイサムの頭を叩いた。 イサムは痛がって泣いた➰ そんなとき母が急に言い出した。 「あ、そういえばあんた、お国から出兵命令が来てたよ」 アレキサンダー(仮)は言葉を失った➰ しばらくして「戦争もしてないのに急にそんなこと馬鹿かぁ❗❗」と怒鳴って部屋に引きこもったが、2分くらいたって学校へ行った➰ 学校行く途中へんな黒い格好の連中が、「大事な話が」とか言ってきたがアレキサンダー(仮)はシカトした➰ そしたらスネを蹴ってきて、アレキサンダー(仮)は移動する力を失った➰ 黒い格好の連中は「魔王が降臨したようだ」 と言いだした➰ アレキサンダー(仮)は「俺はそういう宗教に入ってないから関係ない」と言った➰ そしたら後ろからヨシコが走ってきて、 「その人達が言っていることは本当よ、」とか言ってきた➰ イサムは家で泣いていた➰ アレキサンダー(仮)はよくわからないけどなんか勇者にされた➰ 意味わかんなかった➰ そういう系のゲームやったことなかったからどうすればいいかわからなかったが、とにかく魔王をやればヒーローになれると思って、好きな女のことを考えると旅にでるやる気がでた✨ 学校では勇者推戴式が開かれ、校長がアレキサンダー(仮)に激励の言葉をのべ、アレキサンダー(仮)もなんか挨拶をし、選手宣誓をしたあと、応援団がエールをおくり、さいごみんなで「旅立ちの日に」を歌った➰ こうしてなんかアレキサンダー(仮)は皆から勇者あつかいされ、勇者になった✨
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