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うーん、素晴らしいぐらいに快晴だ。おかげで暑さで目が覚めたぞ。俺は神崎龍。高校1年だ。まぁ、基本は普通の男だ。とりあえず顔を洗いに行く。その後は朝食だ。「おはよ、龍。」「おはよう母さん。」「昨日は色々大変だったんでしょ?学校休んでもいいんじゃない?」「体調は悪くないからとりあえず行くよ。」「偉いわね。」「いや、普通だろ。」「ふふっ、何か日増しにあの人に似てきたわね。」「オヤジか?」「そう。」「どこら辺が?」「顔や喋り方や雰囲気。」そんなにあるのか。「そうか。」「麗奈ちゃんは私に似てるのよね。あなたたちも結婚するの?」ブーーッ。お茶吹き出しちゃったよ。俺この現象漫画でしか見たことなかったのに。ちなみに麗奈は俺の幼なじみであり、よく行動を共にする。「ふふ、図星?」「未来なんて誰にもわからないだろ。それに、恋愛は苦手だ。そろそろ麗奈が来る。もう行くよ。」「はい。行ってらっしゃい。」家を出るとやはり麗奈がいた。「おはよう龍。」「おはよう麗奈。」「何か学校が久しぶりに感じるね。」「あんな事があったからな。」あれはひどかった。何せ殺人だからな。
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