探偵神崎龍の事件簿第２の事件

学校

「それならよかった。でも、もし誰かがイジメとか何かやってたら被害に遭ってる子を助けてあげてね？」「勿論、出来る限りの事をする。」やれる範囲でもいいから行動すべきだ。「ふふっ、龍なら大丈夫そう。あの人もそうだったから。いつでも誰かを守るためなら自分の身を投げ出す覚悟で行動してたわ…」実際俺も助けられた。今でも感謝を忘れた事はない。だからこそ、オヤジに助けられたこの命がある限り、俺は俺なりに人を救ってみようと思っている。できるできないは問題じゃない。やろうとする心が大切だと考えている。「龍も少しずつ大人になってきたわね。息子の成長が見れるのって嬉しい事なのよ。」親になればそういう気持ちがわかるようになるんだろうな。「そう言われると嬉しいところだ。ごちそう様。風呂入ってすぐ寝るよ。今日は色々な意味で疲れた。」主に学校が原因だが。