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「今から殺したいと選ぶのは二人だ」
「!」
「勿論、投票数が多い奴は死あるのみだ」
ジェームズは心の中で笑顔を浮かべた。
「じゃあゲーム再開!」
合図と共にジェームズは物凄い速さでキーボードを打ち込む。そしてメッセージは隣のローンに届く。
「あん?ジェームズの右隣、殺しませんか?だと……ジェームズの右隣って……」
ジェームズの右隣は臆病者のチックだ。ローンも笑顔を隠しきれない。するとジェームズから二通目が来た。
『一通目と二通目をルグナに転送してくれ』
ローンはまず一通目をルグナに転送した。そして二通目の続きを見た。
『まずジェームズはローンを選びそしてチックを選ぶ。
ローンはルグナを選びそしてチックを選ぶ。
ルグナはジェームズを選びチックを選ぶ。
そしたらチックは3票になりチックは死ぬ。俺ら三人は2票か1票で死なない』
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