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「まずローン、お前はチックとルグナを選んだ」
「………」
ローンは息を呑む。
「ルグナは俺を選びチックを選んだ。
そしてチックはルグナと俺を選んだ」
「この事でルグナ2票 ローン1票 俺が2票 チックが2票」
この空間の中でジェームズの言葉だけが注目される。
「そして俺はローンとルグナを選んだ」
「!?」
ローンはテーブルをドンと叩いた。
「待てよ!!なんでお前はチックを選ばなかった!?」
「チックが提案して来たんだ。協力して二人を殺しませんかってね」
「グルだと!?」
「ああ、チームを組んだら駄目か?」
「くっ………」
ジェームズはニッコリと笑うと同時にローンはジェームズを睨む。
「ああ、怖い怖い、こうする事でルグナ3票 ローン2票 俺が2票 チックが2票でルグナの死が決定した」
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