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時計が12時を過ぎた辺りをさした頃、
俺達はこの談話をお開きにすることにした。
完璧に酔っていた友人Dを家まで送っていくことにし、
なんとか車に乗せ、
その店を後にした。
その時の俺は少し酔っていたと思う。
普段は間違えない道を2.3本違う所に入ってしまうし、
そればかりか、
街は昼間と一変し、
夜の闇に包まれ、
いくら住み慣れた街でも地理を分からなくさせた。
酒でマヒしていた頭にはよけいキツかった。
その両方があり、
俺はどこを走っているのかも分からなかった。
仕方なく、
友人Dの家だろうと思われる周辺をウロついていたら、
突然、
友人Dがトイレに行きたいと言い出した。
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