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-二荒神社-
長い長い階段を
登れば
見上げる空
雲がちょっと
近づいた気がした
後ろを振り返れば
鳥居が小さく
なってるｺﾄがわかる
小さい頃
「かあちゃんもねぇちゃんもとうちゃんもばっちゃんもじっちゃんもみーんな幸せになれますよーに」
必死におさい銭箱の前で
小さな手を合わせて
願いしたっけな
願いは叶うと信じてた
ｹﾄﾞ今の私は
願い叶えるｺﾄ
できない気がした
たくさん迷惑かけて
親もさすがに泣いたっけな
「ごめんね」
謝りの言葉ばっかりで
胸痛かった
弱い私が悪いから
これ以上
迷惑かけたくない
我慢というｺﾄ
いつのまに
覚えてしまったけな
強くなりたいというのは
弱い自分の願望で
今は勇気持てないだけで
逃げてた
…もし願い叶うとしたら
叶うとしたら
叶うとしたら…
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