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ジリリリリリッ、、、
けたたましくなる携帯のアラーム。
……………………。
…………………。
………………。
……………。
…………。
………。
……。
…。
ピッ
アラームを切り時刻を見る。
6時55分。
実は30分程前から眼が覚めていた。
実際、アドレスや番号は知っててもかけることは殆どないもので。
とにもかくにも、俺は緊張している。
カチカチカチ、、、ピッ
プ、プ、プ、プ、、、プルルル、、、
(そーいや、何て言えばいい?『朝ですよ~』とか言やいいのか?)
カチッ
(出た!)
「おはようござ、、、」
ブツン!ツーツー、、、
、、、、、、、、、あれ?
(まさか止めやがった?)
すぐにリダイアルする。
因みにこの一連の流れを三回繰り返して『千里』さんは電話に出た。
「んー、、、」
「起きました?」
「んー、、、」
「朝ですよ!」
「んー、、、」
「千里さん!」
「あきらぁ、、、ありがと、、、起きたぁ、、、。」
その後2、3呼びかけ起きた事を確認し俺は電話を切る。
無防備な感じが新鮮で、また起こしてもいいかなと思った。
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