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放課後。        終業式も終わり夏休みが始まる。 今年はバイトしまくろう。  とりあえず、今日は休みだが。   「あきら!」    俺は呼ばれて振り返る。 そこには『たく』がいた。   「お前、中野さんとみさが捜してたぞ?」   「生徒会か、、、お前もくる?どーせバス来るまで暇だろ?」    『たく』はニヤリと笑い何故か「任せろ。」と言ってついて来る。 かなり『いい奴』だ。 ちょっと変わってるが、、、    生徒会室に入るとみんな揃い踏みだった。 中野はまだ来てない。   「和尚、おはよ」   「和尚って言うな!」    この一見ボーズ頭でTシャツをズボンに入れちゃう彼が3年の生徒会長だ。   何故生徒会長になったかは謎だ。   「あんた久しぶりだね~ッ!」    いきなり『あんた』呼ばわりする彼女は『亀岡』。 通称『亀』だ。   、、、そのままだな。      他には『みさ』がいる。 だけじゃない様だ。    俺は視線をもう一人に向ける。 視線の先の彼女は恥ずかしそうに笑っている。   「誰?」    俺の問いに『亀』が一歩前に出る。 どうやら答えてくれるようだ。   「あたしの友達の『長田結衣』です!バス来るまで暇なの!文句ある!?」   「一体いつから部外者が勝手に入り浸るようになったんだ?けしからん」    久しぶりに来た割にはでかい口を叩いてみる。 しかし、後ろで『たく』が咳ばらいをしたのですぐに「みんなが集まるいい生徒会だ。」と言い直し、俺は席についた。   程なく『中野』がやってきた。
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