399人が本棚に入れています
本棚に追加
/86ページ
「おはようございまーす」
いつもの挨拶。
店長も、『マス』も、、、。
「おはよう~久しぶりぃ~」
『千里』さんも
、、、
、、、、、、、、、、、、、、、。
「何してんの?」
俺は冷静に聞いた。
自分でも驚く程に、、、。
「昼の仕事、稼ぎ悪いのよ~だから、今までより減るけどバイト出るの~」
何も言えない。
はい。
実は安心してたりします。
更に『千里』さんは『口撃』してくる。
いつもの耳貸せポーズ。
おーけー。
貸しましょう。
「『あたし辞めたら、あきら泣いちゃうでしょ?』」
―ドクン。
そんな笑顔で言われたら、、、
俺は自分に逆らえない。
ズルイよ。
その日の夜、『千里』さんからメールが来た。
―件名
―本文
良かったら明日も起こして❤
誰かが言ってた。
『惚れたら負けだ』って。
誰が言ったか知らないけど、そいつはスゲー奴だ。
握手したい。
長田さんからもメールがきてた。
疲れてて、いや。
罪悪感で返せなかった。
最初のコメントを投稿しよう!