第1章

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  その時   反対隣の斜め前の男子が 後ろを向いた     おっ‥‥ チャーンス‥‥     一瞬 目が合ったが その男子は後ろの席の人に話しかけた       おい! そっちかよ!   ‥‥しかも寝てるし‥‥     あたしの反対隣の男子は 爆睡してた     しかも かなり明るい茶髪   金髪に近い       『俊也!  起きろって!』       そうだ! いいぞ少年A!   早くその俊也とかいう奴を起こせ!   そうすれば あたしの話し相手ができる     ‥‥なんてね     俊也って人は ボソッと言った     『‥‥もちょっと寝させて』     ‥‥起きないのか‥‥     ちょっと残念だったりね    
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