第9章

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  校門では亜紀と俊也が 暇そうに待っていた     亜紀があたし達に気付く   『遅いよ~!』     『ごめんごめん!』   圭介が謝りながら近づくと 俊也が 泣いてるあたしを見て驚いた     『‥‥鈴香‥‥    ‥‥なんかあったの?』   亜紀も気付いた   『‥‥‥‥スズ?』     あたしは返事をしないで うつむいた     少しの沈黙‥‥     その時 圭介が口を開いた   『2人には  後で説明するから。    とりあえず  鈴香は俺が送ってく。    ‥‥悪いけど  2人は帰っててくれる?』    
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