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亜紀と俊也は顔を見合わせた
『‥‥‥‥わかった。
あとで電話しろよ圭介
‥‥明日な鈴香』
俊也がそう言って
亜紀を小突いた
『‥‥じゃあね鈴香』
亜紀も心配そうに言った
『‥‥うん。』
弱々しく返事をした
圭介はあたしの手を引いて
自転車置き場に連れてきた
自転車のチェーンを外し
あたしに言った
『乗りな。
送ってくから』
『え?
‥‥あたし重いし‥‥』
『大丈夫だよ!』
圭介はあたしを
自転車の後ろに乗せた
『ちゃんと捕まってろよ!』
そう言ってにっこり笑うと
圭介は自転車を走らせた
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