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「そういえば…貴方は誰なの？どこの学科に属するかは知らないけれど、ここは一般生徒は立ち入り禁止よ」
理事長は俺を睨みつけて手をかざした
「おい！だから俺は…！」
「クリスさんも貴方も三人目のメサイアが現れた事は秘密になさい…私はこの方とお話しするので貴方達は授業に戻りなさい」
俺がしゃべろうとしても、理事長は聞こうとせずに、自分のいいたい事だけ、いいやがった
「ふざ…」
「とりあえず魔術科にでも送ります」
〈ブン…〉
その理事長の最後の言葉と共に、俺の目の前の景色は、一瞬の内に変わった
「けんなっ！！」
「ひゃう！？」
目の前には理事長の代わりにクリスって子がいて、場所も例の召喚室から日の当たる場所に代わっていた
「あっ…ゴメン！？」
「い…いいえ～大丈夫ですよ～」
クリスって子は軽く涙目になっていたので、俺は大分焦った
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