不思議な声

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俺も辺りを見渡すと彼女の後ろに何かが落ちてるのを見つけた… 「よっと…これの事じゃない?」 そういって彼女に俺が拾った物を渡す…この時、俺は拾った物がなんだったかは確認せずに渡した 「あ…どうも………って、これ………」 彼女は渡した物をみると、怪訝な顔をして、手のひらの上にそれを出して俺に見せた 「…それって…」 それは西洋風の、黒の鍵だった… 「これと全く一緒?」 「はい…そうみたいですね…」 俺はさっき渡された白の鍵を彼女に見せるように、手のひらに乗せて出した 俺達の手のひらには装飾なども全く一緒の、色だけが違った鍵があった  
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