†御伽話†

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ある日、吸血鬼は人間は 自分より遥かに早く老いて朽ちる事に気付くのです。 ━━ぁあ、独りは嫌だ。 そう思った吸血鬼は、 女の人に噛みついてしまったのです…。 純血な吸血鬼に噛みつかれ、 適合者ならば、永遠の命を与えられる。 でも、 その女の人は、死んでしまいました。 適合者では、無かったからです。 吸血鬼は、泣きました。 ずっとずっと泣きました。 →
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