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「ち、ちょっといい加減にしてよね!菫姉さん!!もう少し、先生という立場を自覚して下さい!HRが全然進まないじゃないですか!?わ、私だって側に居たいのに…」
ものすごい剣幕で先生に講義する桜、しかし最後の方は自分の本音が…でもあまりにも小声の為前に座る楓にしか聞こえてなかった。
「も~そんなに怒ると桜ちゃん老けるわよ?」
桜の講義に対して軽く流す菫。
「そんな簡単には老けません!それよりも早く始めてください!!」
「そうだよ~菫姉~早くしなきゃ時間ないよ?」
まだ菫と桜の言い合いが続きそうに感じた楓は二人を止めに入った。なぜこの二人が菫と親しいかというと、実は二人の従姉妹が菫なのである。小さい時からたまに会っている迅もかなり面識がある。迅が小さい頃から菫は迅を可愛がってはいたが今は少し行き過ぎな感じが営めない…
「そうね~確かに先に進まないといけないわね~でも、迅君、桜ちゃん、楓ちゃん、学校ではちゃんと先生ってよんでね~」
ちょっと時間を使いすぎた事に反省し、三人に軽く注意した。二人は軽く頷ずいた。迅はというと…
「Zzz…Zzz……」
気持ち良さそうに寝ていた。菫は寝てる事にちょっと顔をしかめたが、授業を開始した。
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