「修理屋ルシャン」

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「失礼します…………。只今到着いたしました。」 ドアからは、ルシャンと同じぐらいの年齢…背丈の女性…。愛憎良く、丁寧な口調でルシャンに近き、 「今日はどこを御治し致しましょう?」 と言い、手に見るからに重そうな金属で加工された箱を左手でやっとこさ床にドンッと置いた。 シルフィアはまず執事に言った…。 「外してちょうだい…」 と手の甲を向こうに振った。 ガチャ……
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