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バスで走ること数時間。
長野にある大きな街に着いた。
街の名前や何市なのかは聞いていない。
「やっと着いたか。」
「結構涼しいな。」
海と話している途中、翔の変わった様子に気付いた。
「………。」
「あいつ、どうしたんだろうな。」
「さぁ?眠いんだろ。」
そうこう話していると、
「今からホテルに行くから、番号順に二列に並べ~!」
数分後、整列が終わり、ホテルへ向かった。
ちなみに、俺のクラスは五組だ。
ホテルに向かって進んでいると、琢也の声が聞こえた。
「先生~!吉居がいません!」
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