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夜になると姉たちは皆出掛けて行った。
レンが誰もいなくなった屋敷の外で掃き掃除をしていると、1匹の魔女が現れた。(顔が豚っぽかったので、匹、と数えることにする)
魔女は突然レンに言った。
『お前、本当はあの城の…』
レンはいきなり豚がしゃべったと思って、魔女を掃き掃除に使っていた三女のドレスで殴った。
『ごめんなさい!』
魔女が何故か謝ったので、レンは許してやった。
『それで、本当はあの城の舞踏会に行きたいのではないのでしょうか?よかったら手をおかしします』
魔女が言った。
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