プロローグ

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ここは4つの全く違う文明の国が存在する世界… ヒューマンが住み、剣と銃を主な武器とするので遠距離も近距離もこなせるが内紛が多い。国土は広く、人口も多い国、ラグナロク連邦。 クロマ族やシロマ族などの魔導師が住み、魔法が得意で攻めにも守りにも活かせるが接近戦に弱い。国土は広いが、人口が少ない国、コラプス共和国。 エルフが住み、特産物であり文明の原動力の浮遊石を活かして生活している。敵襲の心配がいらない浮遊大陸なので兵士の戦闘能力が低い。国土は一番狭く、人口も一番少ない国、ハイウインド王国。 キングベヒーモスを頭にビースト、ドラゴン等々いわゆる「魔物」の国で近距離に優れる種族や遠距離に優れる種族もいるので戦闘能力は高いが知能は全体的に低い。国土が一番広く、人口も一番多い国、ベヒーモス帝国。 この4国の間には長い間平穏な日々が続いていた…それには理由があった。 コラプス共和国は侵略したくて長い間船や飛行機関の開発に取り組んでいたが成果は得られていない。 ベヒーモス帝国はもちろん飛ぶことのできる種族もいるにはいるが自国の広大な領土に満足していて侵略など考えていない。 ラグナロク連邦に至ってはその内紛の多さから他国の存在を知らない人もいる。もちろん他国へ渡る術も知らない。 飛行機関のあるハイウインド王国も他国から侵略の心配がないし地上の生活になんの憧れもないので侵略には至ってない。 だがこの平和も続かず、ある国の子供達によって4国を巻き込む大戦になっていくことになる…
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