転校生

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「聖なる風の精霊シルフよ、汝の制なる力、我が前に!!」 ……………。 「アッハハハハハハハハ、ド派手な呪文唱えてるくせに失敗してやんの~」 俺はライル。おもいっきり精霊召喚に失敗した落ちこぼれだ。まぁ召喚魔法は上級魔法なんだけどな。 そしてその失敗を隣で大爆笑してるのが親友のグレンだ。こいつは魔法に間してはなぜか才能がある。 そしてここは魔法学校。名前の通り魔法を習うところだ。なぜか剣術や武道も教えているが……。 「う、うるせぇなぁ、今日は調子が悪いんだよ」 「はいはい、そうですね、もうすぐ休み時間終わるから教室に戻るぞ」 時計を見てみると確かにそうだ。もうすぐ午後の授業が始まる時間だ。俺達は急いで教室に戻った。
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