18人が本棚に入れています
本棚に追加
/46ページ
連絡
ついに、連絡が入った。
それも、真弥が学校の無い土曜日、朝10時。
休みの日は12時位まで寝ている真弥は、部屋中に鳴り響く着うたで目を覚ました。
真弥「ぁぃ。もしもし…」
もちろん、眠さ全開の声。
惟石「お?起こしてしまったかな?惟石だが…」
言いかけた瞬間、真弥は完全に眠気が飛んだ。
真弥「こ・惟石さん⁉ご無沙汰してます‼てか、どうしたんですか⁉」
惟石「落ち着け。仕事が一段落ついたんでな。そろそろ連絡入れようかとし…」
また、言いかけた瞬間興奮しきった真弥の見事なシャウト。
真弥「わざわざありがとうございます‼かなり心待ちにしていて、色々調べたりしたんですよ‼例えば…」
惟石「落ち着けって💧今から迎えに行こうと思うんだが、大丈夫かな?」
真弥「勿論です‼あ…友達も一緒に良いですか⁉」
惟石「大歓迎だとも。とりあえず、今からそっちに向かうよ。じゃあ、後でな。」
真弥「はい‼」
[ツー・ツー・ツー]
真弥は、寝起きとは思えないほど元気だった。
そして、肇にメールを送り、着替えをすませて外に出た。
最初のコメントを投稿しよう!