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真弥は凄い舞い上がっている。
たまにこういう事が有るのだが、肇はそれがハッキリ言って面倒だった。
真弥「この人が惟石さんだ!」
真弥は声を張り上げて紹介する。
惟石「初めまして。惟石だ。よろしくね」
惟石は、微笑みながら握手を求める。
肇「新鉈肇です。よろしくお願いします。」
肇も微笑み、握手を交わす。
惟石「じゃあ、行こうか。」
真弥「はい!」
肇は、真弥に急かされながら惟石の車に乗り込む。
正直、親友の真弥がこれほどまでにハマるものはチャリ意外ないと思っていたので、少しだがバイクに興味を持っていた。
惟石の車(ホールデン・モナーロ)は街を離れ、峠を越えた。
惟石「着いたぞ~」
圧巻。
とりあえず、真弥も肇も目を疑った。
やけに豪華な家。
その横にはガラス張りのガレージ。
そして、サーキット…
惟石「まぁ、緊張する事無いよ。まずはガレージに行こうか。」
真弥と肇は驚きの余り、ハシャぐことすらできず、ただただ惟石の後をついて行くだけだった。
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