僕が君を好きで、君が笑うなら…

14/14
前へ
/43ページ
次へ
『けど、よく分かったわねぇ』 『そりゃ…、君のことずっと見てたし…』 『あなたと付き合いだした頃、やっと気付いたのよねぇ、私も』 『?何に?』 『何にって…、好きな人よ。まさか、遥のことが好きだったなんて、自分でも驚きよ』 『……は?えぇ!!慎二って男の子じゃなかったの!?』 『あら、じゃあ、やっぱり分かってなかったのね』 ―えぇ!!!!それは…分からない…でしょ…。 けど、まぁ、僕が君を好きで、君が笑ってくれているなら…いいとしよう。
/43ページ

最初のコメントを投稿しよう!

277人が本棚に入れています
本棚に追加