僕が君を好きで、君が笑うなら…
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『遥(はるか)、慎二。遅いわよ』 二人とは小さい頃からの幼馴染みだった。 ずっと仲がよく、近所でも評判だった。 『愛美。私達、付き合ってるの』 いつものように、一緒に登校しようと、待ち合わせの公園で待っていたのだが、いきなりそんなことを言われるとは思ってもみなかった。 『そぉ。よかったわね…』 頭がついていかず、そっけない返事しか出来なかった。 あの二人が付き合いだしたなんて…。
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