絶世の美女

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━━女が、そろそろ日も暮れてきたので帰ろうと思ったとき、ある親子とすれちがった…。 我が子をだっこした母親が、女に羨望の眼差しを注いでいた。 だっこされている4才くらいの男の子も、女をじっと見ていた。 親子の会話が聞こえる…… 「ママ……いまの女ひと……」 『うん♪綺麗だったねぇ!!』 女は思わず微笑んだ。 まだ、親子の会話は聞こえてくる。 「ううん……綺麗とかじゃナイの……今の女のひと……」 『……ぅん??どぉしたの??』 「今の女のひと………カラダの透けた女の子をおんぶしてたよ…………」
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