目覚め…

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キュッ。 シャワーを止めると、ポタポタと水滴が垂れた。 ガラッ。 ドアを開けるとガランとしていて、静かだった。 ポタポタと髪の水が滴り落ちた。 タオルで体を巻く。 浴室出てすぐに冷蔵庫が見える。 冷蔵庫の上には、私の美容液が並んでいた。 一つ手に取り、顔にピチャピチャとつけた。 「はぁ~。」 そのままの姿で、部屋に入ると、タオルが散乱してた。 あ~そう言えば、私、タオル持ってくるの忘れたなぁ…。 これは、涼が用意してくれたんだ。 体に巻きついている、白いタオルを目にやった。
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