目覚め…

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私は何もせずに涼が親を説得して、なんとか涼と暮らす事の了承を得た。 私的にはどちらでも良かった。 涼と暮らすのも、実家で暮らすのも。 ダメならダメで、それはそれで良かった。 どこにいたって私の生活は変わらない。 変えようとも思わない。 ただ、親と涼が納得して私がここにいるだけ。 だから涼に感謝もしていない。 『ありがとう』なんて言葉も言ってない。
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