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「出来たよ。」
私が再び目を開けると、目の前にあるテーブルには、焼きたてのトーストと目玉焼き。
パリパリに焼いた、ウィンナーが目玉焼きの白身に隠れている。
「ほら。」
涼が、ボール一杯のサラダを持って、テーブルに置き、私に言う。
私がムクリと体を起こすと、涼は、また、キッチンへと戻り、淹れたばかりのコーヒーを2つ持ってきた。
私は、見事な朝食を眺める。
「バターがない。」
私が呟くと、涼がコーヒーを置いてから、キッチンへと戻り冷蔵庫を開けた。
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