1525人が本棚に入れています
本棚に追加
そして、二人は、無言の食事をした。
数分後には、すっかり中身がなくなったお皿だけが並んでいた。
ガチャガチャ。
涼が立ち上がり、お皿をキッチンへと運び、お皿を洗って食器を片付けた。
私は、その後ろを素通りして、シャワー室へと入った。
ジャー……。
心地いいシャワーの音。
一晩かいた寝汗が流れて行く。
気持ちいい…。
外では、ガタンガタンと音がする。
「うるさい…」
しばらくすると、バタンと音がした。
多分、仕事に出掛けたのだろう。
これが、私達の毎日の朝。
最初のコメントを投稿しよう!