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12月2日 01:31
「どす黒い夜。」
八百六十二日目。
そして僕は今日も
日記を書く為に
携帯電話を手に取る。
誰の為にでも
何の為にでも無く、
ただ垂れ流される
何も無い日常の中から
無理矢理何かを
書き記そうと
頭を捻り思考する日々。
今日の思い出を
意味不明の不可解な
文章の中に溶かし、
記憶のかけらを封印する。
僕の日々は
この日記の中にある。
悪ふざけの裏側には
リアルで生々しい感情が
渦巻いているのだ。
それは大概、
負の感情である。
ネガティブな思考こそが
僕の原動力なのだ。
明るく楽しく爽やかで
キラキラ輝く世界に
足を踏み入れたいなんて
考えてはいけない。
沼の底を泳ごう。
ドロドロの泥の中を
誰よりも何よりも遅く。
ところで僕は今日、
何を
書きたかったんだっけ？
誰か知りません？
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