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「くっそーデネブの奴~どこ行った💢」
イライラした声を出しながら周りを見ているのは桜井侑斗だ。
「💢あいつ見つけたら只じゃ済まない…ん?」
怒鳴り声まではいかないがさっきまでの怒りの含めた声は急に消えた。
「野上」
「あ…侑斗…」
野上と言われた青年はどこか頼りなさそうな声を出した。
「野上に聞きたい事がある」
「なに…侑斗…?」
「お前デネブを見なかったか?」
「ううん…見てないよデネブが何かしたの?」
「『何かしたの?』じゃねぇ‼あいつまた勝手に俺の体で変な事しやがった💢」
それまで黙っていた良太郎が口を開いた。
「侑斗はいいよ…」
「は?」
「イマジンはデネブだけなんだから僕なんか4つのイマジンを持っているんだよ…」
いわれてみれば確かにそうだ。
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