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一瞬だけ、秋山が嫌っている人が脳裏に来たが直ぐに消した。
で今に至る
「~~💧」
さっきから会話が進まない。
「あの…」
「「……?」」
直はどうしても我慢が出来なかったらしい。
「私2人の事大好きですよ?」
直の真っ直ぐで無垢な言葉に目眩を食らった2人。
「僕も直ちゃんの事大好きだよ❤」
「俺も」
直は明るく微笑んだ。きっと彼女に勝つ者なんて居ないのだろう。
「じゃあ僕、響さん達の所へ行くね❤」
と言い席を立つ。
「じゃあね直ちゃん」
チユッ
軽く頬に触れた唇。直は顔を赤らめた。
「じゃあ俺からは…」
「 、 」
チュッ
秋山からは、直だけに愛の言葉を言い、更に頬に軽く口づけた。(勿論、久遠がした頬では無い)
「久遠先輩⁉秋山さん⁉」
顔を更に赤らめた直。一人は元詐欺師。一人は動物博愛家。直の恋はこの2人で動いている。
(まるで嘘つきな恋)
(似た顔の人を好きになるなんて‼)
END
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