3377人が本棚に入れています
本棚に追加
「え?BLACK JOKER??そんな……まさか、どうして!!?」
様々な疑問の言葉を立て続けに叫び、朱華が持つ手紙を奪い取る。
手紙の表には黒のインクで【鶴八七様】、裏には【BLACK JOKER】と確かに記されていた。
本物のBLACK JOKERのはずがない。
そう思いつつ、俺の全身からは多量の汗が噴き出し、心臓は早鐘のように激しく鼓動する。
震える指先で、ゆっくりと封を破り中身を取り出す。
すると、そこには
《今、惨劇の宴が始まる。
七日間の間に、私が誰か分からなければ、君の大切な人たちが次々と死ぬだろう。
私は地獄の淵から舞い戻った
全てを欺きし道化師。
血の生贄に選ばれし者よ。
決して逃げることはできない。
せいぜい、もがき苦しむがいい……。
君の活躍に期待している。
鶴八七君。
BLACK・JOKER》
最初のコメントを投稿しよう!