1章

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つまらない。ホントにつまらない そう感じたとき僕は決まってPCでvipを見ている ( ^ω^)「…最近は似たようなスレが乱立しているお………    いい加減に飽きてきたお」 こんな生活を続けてそろそろ2年になる。 紹介し忘れたが、僕の名前は内藤ホライゾン。小さい頃の友達からはブーンという愛称で親しまれている。 僕は都内の某高校に通う2年生だ。 ( ^ω^)「暇だしちょっとふらふらしてくるかお    何か楽しいことがあるかもしれないお」 僕はいつも暇になると外に出かける。 家にいてもすることが無いからだ。 友人には新しいゲームでも買ったらどうだと勧められるが、あいにく僕はそこまでして無理に楽しいことを探そうとは思わない。 外に出たほうが健康的だし、不思議と気持ちが晴れる。 出かける準備をしていると、携帯が鳴った。 ♪あれれ?おかしいな~?   この 糞 ス レ は ~ 君のクオリティで   溢~れだす~ ♪ ( ^ω^)「流石にこの着信音は止めたほうが良いかもしれないお」 僕は携帯を開いた とりあえず着信音を適当なのに変えておいた 改めてメールを見てみる そこには、普段まったくと言って良いほどメールをしてこない友達の名前があった。 ( ^ω^)「ん?ドクオかお?    あいつ、ほとんどメールなんかしないのにお」 ドクオとは僕らが幼稚園だった頃からの付き合いの友人だ。 普段から一緒にいる時間が多いため用件があればその時に話してしまう。 そんなドクオからメールとはよほどの事なのだろうか? 僕はそう思い、メールを開いた
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