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再会
私と淳一は再会してしまった。喫茶店を出てから私達は終電には乗らず、泊まってしまった。
私は彼をやっぱり今でも愛してる。
彼もまだ同じ気持ちだと言ってくれた。
この時はそう信じてた。
淳一は本当に浮気を抜けばいい男だ。
いい男には浮気は付き物かとまたいい様に解釈した。
淳一とやり直して半年が過ぎた頃、大切な話があると言われて、会った。
淳一「今から話すのは俺達の将来の事だよ」
私「将来?」
淳一「いずれは結婚したいってお前も言ってくれてたよな?」
私「うん。言ったけど、それは貴方が裏切る前の話しでしょ」
淳一「苦笑…いや、そうだけど、俺は今でもお前と一緒になりたいと思ってる。今すぐにはい、結婚とは出来ないけど、俺達同棲しないか?」
私「同棲?家の親許してくれないよ?多分…」
淳一「俺が頭さげる!」
私「そんな簡単にいかないよ」
淳一「許してくれるまで頭さげる」
私「んーとりあえず考える」
淳一「うん!」
私はこの日考えた。一緒に住めたらもう浮気はしないだろうと。
もっと壮絶な物が待ち構えてるのに…
あさはかだった…
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