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千夏は泣いていた…
泣いていたけど、顔は恐かった…
千夏「お願い…かすみ…別れて…逃げて?」
私「…」
千夏「今まで気付いてあげられなくて本当にごめんね?」
私「ううん…私は大丈夫」
千夏「大丈夫じゃない。」
私「でも…好きなの…別れられないの…」
千夏「よく考えてよ。」
私「…優しい時ももちろんあるの、いつもこうじゃないの」
千夏「かすみ、勘違いしてる、間違ってる」
私「それでもいい…」
千夏「…そっか…でも許せないよ!あたしはかすみが心配だよ」
私と千夏の楽しいはずの、お泊まり会が私のせいで台無しになった…
千夏はそれからずっと黙っていた…
私も何も話せなかった…
私達はそのまま寝る事になった。
千夏ごめんなさい…と思いながら眠りについた。
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