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妊娠
千夏はあれから凄く心配して頻繁に電話をくれてる…
とても友達思いの優しい子だ。
私は淳一から相変わらず激い暴行をうけていた。
アザがやっと消えかけたらまた新しいアザ…
私は自分で何を考えてるのかわからなくなっていた…
そう言えば今月生理まだ来てないと思い、手帳を見たら、一週間以上遅れていた。
精神的なもので遅れていると思った…そう信じたかった…
さくらに相談した。
さくら「妊娠検査薬一応やってみたら？」
私「妊娠検査薬？妊娠してるのかな…」
さくら「まだ分からないけど生理来なくて一週間だったら検査薬出来るから」
私「うん…」
薬局に行って買ってきた。
さくらと電話で話しながらにしてもらった。
オシッコをかけた。
検査薬は確か何分かおいて見る様になってたはずだ…
時間がきた…
さくら「どう？」
“妊娠”していた…
私「どうしよ…妊娠してる…」
さくら「やったじゃん！おめでとうだよ！」
私「…」
さくら「産みたくないの？」
私「…そういう訳じゃないけど…」
さくら「淳一君に報告しなくちゃだね！」
さくらは知らない…淳一の本性を…
私は本当に動揺していた。
淳一が帰ってくるまでの間ずっと考えていた…
淳一が帰ってきたら、話さなくちゃ…
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