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決意
私は暫く経ってあれから淳一にこう告げた…
私「淳一、私…私…子供産めない…」
淳一「どうしてだよっ」
私「私まだ若いし、やりたい事沢山ある…子供産んだら生活大変になるし」
淳一「本気でそんな事言ってるのか」
私「よく考えた結果なの…悲しいけど、貴方とはこれから先も一緒だしまだチャンスはある」
淳一「…楽しみにしてたのに…」
私「ごめんね…」
淳一はとても悲しそうな顔をしていた。
泣いていたかもしれない。でも、私は淳一の目を見る事が出来なかった…
なぜなら、私は淳一に大きな大きな嘘をついた…
私は赤ちゃんを中絶なんてするつもりもないし、しない。
淳一との別れを選択して、一人で産もうと決意していた…
別れると言えばまた殴られるからだ…
私は中絶すると言って夜逃げを考えていた…
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