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淳一とは多少ぎくしゃくしていたが、私は夜逃げまでの間、バレない様に、計画を練り、一生懸命演技をした…
淳一「かすみ……中絶…いつするのか?」
私「近々病院行って決めてくる。」
淳一「俺もついて行くよ」
私「大丈夫。一人にしてほしいの」
淳一「そっか…」
淳一「でもやっぱり、考え直せないか?」
私「もう中絶するって決めたの、淳一には悪いけど、私の人生なの」
私は、とても、酷い事を言ってると思ったけど、本当はそんな事しないから大丈夫とお腹の子に言った…
私は夜逃げ計画を完璧にしなくてはいけないので、慎重に慎重に練った。
あの日までは幸せでたまらなかった…
早く会えるといいね、私の赤ちゃん…
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