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このアパートを出よう。
そうしなければ
伊藤を
殺せないからだ。
元々都会から離れた
山と隣接するところに
いたから山の中に入ることなどたやすいことだった。
蕪木は山奥に
古い小屋を見つけ、そこに生活用品をすべて持ってきた。もちろんあの箱も‥。
実行日は明日。
準備をしなきゃなあ。
ニヤつきながら蕪木は
準備をしだした。
大きめの机
ビニールシート
大きめのカッター
よく切れる包丁
これらを準備して蕪木は眠りについた
明日を楽しみにして。
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